歯列矯正
さわやかな若者の笑顔が素敵なのは白くのぞく口もとです。このさわやかな笑顔が歯並びの悪い口もとを手で隠したものならどうでしょう。歯・口もとというものは目立たないようで、実は最も目につくところなのです。顔の中で鼻から下のイメージは歯並びによってかなり変化いたします。欧米人は子供が生まれたらまず、「歯の為の預金通帳を作る」とまで言われています。それほど歯に関する意識が高いのです。また、歯並びを改善する事により将来「虫歯」「歯槽膿漏」「顎関節症」などの様々な病気にかかる可能性を軽減いたします。これからの子どもたちに口もとのコンプレックスを与えず、輝かしい将来の活躍の場をお与えください。そのためにもここでもう一度あなたのお子さん、そしてあなたの歯を見直してみませんか?歯並びは確実に治せるものなのです。
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叢生(乱杭歯・八重歯)
歯の幅経の総和が顎の骨の大きさより大きい場合のアンバランスから引き起こされる不正咬合です。治療の為にこのアンバランスを改善する必要があります。
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上顎前突(出っ歯)
上下の歯の位置のずれによって引き起こされます。通常歯の傾斜を治す事で治療が行われますが、重度の上顎前突の場合外科的なアプローチを併用する事があります。
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下顎前突(うけ口・反対咬合)
上下の歯の位置のずれによって引き起こされます。通常歯の傾斜を治す事で治療が行われますが、重度の上顎前突の場合外科的なアプローチを併用する事があります。下顎前突の場合早期治療(6歳〜)が遅れると外科治療(骨切り)が必要になってしまう可能性が高くなりますので早期診断早期治療が重要です。
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開咬
前歯部が被蓋(上の前歯が下の前歯をカバーしていない、隙間が空いている)していない場合を開咬といいます。口呼吸により鼻の病気にかかりやすい事が知られています。また麺類等の食事が不便になったり、奥歯の開咬では重度の咀嚼障害が引き起こされます。
- 空隙歯列
顎の骨の大きさが歯の幅経の総和より大きい場合のアンバランスから引き起こされる不正咬合です。治療の為にこのアンバランスを改善する必要があります。
矯正Q&A
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何歳頃に相談したらよろしいですか?
症状によって治療開始時期が違います。人づてや無責任な雑誌等、不確実な情報を聞いて迷う前に専門医に相談してください。
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何歳くらいまで矯正治療が可能ですか?
40歳、50歳になっても矯正治療を受けられる患者さんは多くいらっしゃいます。 歯周病等の合併症を防ぐために口腔衛生管理が行き届いている患者さんであることが条件となります。
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矯正治療にはどれくらいの通院が必要ですか?
治療開始までに精密検査、診断、抜歯、口腔衛生指導等を行います。その後装置が入ってからは月に一度の通院となります。動的な治療を終えた後、後戻りを防ぐ装置(保定装置)が入り、そのステップになると数ヶ月に一 度の通院となります。
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歯並びを治すために永久歯を抜くことはありますか?
きれいな歯並びを得るために特に歯並びのでこぼこがひどい場合、永久歯を抜くことがあります。抜いたところの隙間が残ることはありません。
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口の中に装置を入れると痛くありませんか?
初めて装置を入れたときは約一週間ほどは粘膜の痛みや、歯が浮いたような痛みはありますが、自然に治まります。
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装置を入れると虫歯になりやすいと聞きますが?
矯正装置が入りますので汚れが付きやすくなります。矯正用の歯ブラシを使用して指導された方法でしっかり磨いてください。虫歯を作らずに矯正を終えましょう。